空き家の水道管理はどうする?契約は停止するべき?

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空き家の水道管理はどうする?契約は停止するべき?

空き家の水道管理はどうする?契約は停止するべき?

2023/05/31

空き家を所有しているなら管理が必要ですが、中でも心配なのが水道の管理ではないでしょうか。
毎日人が住んでいると水道管の破裂に気が付きますが、空き家は日常的に誰かが住んでいるわけではないので、水道管が破裂してもすぐに気づくことができません。
そのため、水道管のトラブルが起こる原因や管理のポイントについて把握しておく必要があります。
今回は、それらについて見ていきましょう。

□空き家の水道の管理のポイント

空き家の水道を管理する上で、水道にトラブルが起きると修繕するのにも費用がかかってしまいます。
そこで、まずは空き家の水道を管理する時のポイントを見ていきましょう。

1つ目は、解体予定の空き家は、水道の契約を停止することです。
空き家を解体する予定である場合は、水道の契約を停止しても問題ありません。
水道の契約を停止し、閉栓すれば破裂や凍結する恐れもないので、すでに解体が決まっている場合は契約を停止することをおすすめします。

2つ目は、空き家を維持する場合は、定期的なメンテナンスを行うことです。
将来、空き家をご自身で利用する場合や空き家の売却・賃貸を考えている場合は、水道の契約を維持し、月1回はメンテナンスを行うようにしましょう。
ご自身でメンテナンスをする時は、メーターの確認や冬場の水抜きを行いましょう。

□もし、水道管が破裂していたらどうする?

水道管を破裂してしまうと、多額なメンテナンス費用がかかります。
また、対処が遅れると被害がさらに大きくなります。
被害が大きくなることを防止するためには、早めの対応が必要です。
では、どのように対応するのが良いのでしょうか。

1つ目は、止水です。
漏れている箇所を確認し、早急に止水しましょう。
むき出しの水道管や地中にある水道管も、凍結が原因で水道管が破裂していたら、水道栓を閉めます。
外壁に沿って設置されている水道管は破裂し、漏水することにより外壁に水がかかり続けたことが原因で起こる劣化を抑制します。

何よりも、放置していると水道料もかかってしまうので、支出を防ぐためにも水道管が破裂しているのを発見した時は、早めに止水をしましょう。

2つ目は、業者を早急に手配することです。
素人では水道管の修理をすることは不可能なので、早めに水道管の修理業者に依頼しましょう。

空き家は、人が住んでいないため、水道を使用することは0に近いかもしれません。
しかし、地中にある水道管は、周囲の土が取り除かれることによって余分な負担がかかり、他の箇所が破裂することもあります。
止水していたとしても、早めに業者に依頼し、修理をしてもらいましょう。

3つ目は、防水シールやコーキングをすることです。
寒冷地は急な冷えにより、水道管の破裂や故障が重なる可能性もあります。
そのため、修理業者がなかなか原因を特定できず、時間がかかることもあります。

そこで、応急処置として防水シールやコーキングで破裂箇所を保護する方法があります。
しかし、あくまでも応急処置であり、完全修復ではないということを念頭に置いておきましょう。

4つ目は、水道局へ連絡することです。
水道局が指定する修理業者に依頼すると、自治体によって異なりますが、水道料金を一部軽減してもらえる制度があります。

そのような制度がある場合は、必要な手続きを行いましょう。
長期間、水道管の破裂に気付かず放置していると水道料金が高くなっている可能性があります。
制度を有効活用し、支出をできるだけ減らしましょう。

*空き家の水道管を防ぐ対策について

水道管の破裂対策は大きく3つあります。

それは、「通水」「保温カバーを巻く」「水抜き」です。
水道管が破裂する大きな原因は、凍結です。
凍結することにより、管内に残っている水分の体積が増え、水道管の破裂を招きます。

凍結を防ぐのが、この3つの対策です。
これらをきちんと行うことで、凍結を防ぎ、水道管の破裂を防止することができます。
中でも重要な「通水」について次の項目で詳しく紹介します。

□空き家の通水方法

住んでいない空き家では、1ヶ月に1回以上の通水が必要です。
なぜ、通水が必要なのでしょうか。
その理由は、水道管内に付着したサビや汚れを流し、排水トラップを水で満たすためです。
そのため、屋内や屋外にあるすべての蛇口を通水しましょう。

通水の方法は、蛇口を開け、水がきちんと出ているかを確認し、最低1分間は水を出し続けます。
この時、蛇口から水漏れしていないかも確認しておきましょう。

ゴムパッキンの劣化や蛇口のトラブルが確認されたら、部品交換が必要です。
また、特に冬場は水道管が凍結し、設備が壊れる可能性があるので、給湯器の水抜きも忘れないようにしましょう。

□まとめ

水道管が破裂してしまうと、大きな修理費用が必要になってしまいます。
そのため、できるだけ避けたいトラブルですよね。
もし、空き家を解体すると決めている方は水道管の契約を停止することをおすすめします。
一方、売却や賃貸などを検討している場合は、徹底した管理を行うようにしましょう。
もし、遠方に住んでいて定期的に管理することが難しいなら、空き家管理業者に頼んでおくことをおすすめします。

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