実家を建て替えたいけどお金がない？そんなお悩みを解決します

2023/03/24

「実家を建て替えたいけれど、お金がない」
このようにお悩みの方もいらっしゃると思います。
お金がなくても、建て替えをして快適に暮らしたいですよね。
そこで今回は、家の建て替えの流れと期間の目安、建て替えで使える住宅ローン、建て替えで費用を節約するポイントをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

□家の建て替えの流れと期間の目安

実際に家を建て替えるとなった場合に、流れや期間の目安を把握したいという方も多いでしょう。
ここでは、家の建て替えの流れと期間の目安をご紹介します。

まず、建て替えを依頼する会社の決定です。
会社を決定したら、建築会社とプランを相談します。
必要な設備や建材も決めていきましょう。

次に、建築会社との工事請負契約です。
詳細の見積り内容とプランを確認した上で契約しましょう。
契約内容に問題がなければ本契約です。

次に、住宅ローンの相談・申し込みです。
契約プランや見積り書が必要となりますので、建築会社に依頼して準備しておくと良いでしょう。

借入に不安がある場合は、建築会社とのお打ち合わせの前に金融機関へ相談しておくことも良いと思います。

次に、家の解体を依頼する会社の決定です。

次に、仮住まいへの引っ越しです。
工事にかかる4〜6ヶ月程は仮の住まいを確保しましょう。

次に、地盤調査と地盤改良工事です。
長期間居住していたという場合は、その期間に地盤の状況が変化してしまっている可能性があります。
2階建てから3階建てに建て替えるといった場合に必要となるでしょう。

地盤調査自体は半日〜3日ほどかかるでしょう。
一般的に地盤改良工事は1〜2日が目安です。

次に、家の解体工事・新築住宅の工事です。
一般的に解体工事は3〜10日が工期の目安です。
新築住宅の工事は4〜6ヶ月が目安です。

最後に、新築住宅の引き渡しと登記手続きです。
建て替えを行ったら、引き渡しの日に建物を表題登記する必要があります。
登記手続きには申請から10日程度で完了するのが一般的です。

□実家を建て替えたいけどお金がない場合は

ここまでは、建て替えをする場合の流れと期間の目安をご紹介しました。
当然ですが、建て替えるには費用が解体費用や建築費用といった費用が生じます。
建て替えたいけれどお金がない、なんてこともあるでしょう。
そこでここからは、建て替えで使える住宅ローンについてご紹介します。

建て替えにおいては、基本的に新築住宅と同じ住宅ローンを使えます。
取り扱う金融機関によっては借入の要件が異なる場合もありますので、気になる方は借入先の担当者に確認すると良いでしょう。

ただし、住宅ローンを借りる場合は、解体する家の住宅ローンを完済していることが必要です。
また、他に自動車ローンやカードローンを利用している人は借入額が抑えられる可能性もあることを理解しておくと良いでしょう。

□建て替えで費用を節約するポイント

ここまでは建て替えに住宅ローンを利用できることをお伝えしましたが、できるだけ予算を抑えたいところですよね。
ここからは、建て替えで費用を節約するポイントをご紹介します。

1つ目は、給付金や補助金、減税措置を利用することです。
建て替える家の広さや性能によって申請できる給付金や補助金は異なります。
国や自治体からの給付金や補助金のうち、どれを利用できるかを事前に確認しておきましょう。
ご自身で全てを調べるのが大変という場合は、プロに相談することをおすすめします。

2つ目は、解体工事と建築工事をまとめて依頼することです。
別々に依頼してしまうと、うまく連携が取れなかったり、余計な費用がかかってしまったりするかもしれません。
解体工事と建築工事をワンストップで依頼することで、トラブルが生じた場合でも早急に対応してもらえるでしょう。
解体費用もまとめて住宅ローンを利用できることも利点です。

3つ目は、シンプルな形や間取りにすることです。
やはり建築費用はかかってしまいますので、できるだけシンプルな形や間取りの家にして費用を抑えると良いでしょう。

4つ目は、仮住まい費用をできるだけ抑えることです。
建物が完成するまでの間の仮住まいを、できるだけ賃料の安い物件にすることがポイントとなります。

5つ目は、引っ越し費用をできるだけ抑えることです。
年度替わりの時期は、どうしても引っ越し費用が高くなってしまいます。
そのため、引っ越しをその時期にするのではなく、少しずらすことで引っ越し費用を抑えられるでしょう。
荷物を全て仮住まいに入れてしまうのではなく、トランクルームに一時保存しておくという手段も考えられます。

以上が建て替えで費用を節約するポイントでした。
ぜひこれらを意識してみてくださいね。