離婚時に住宅ローンが夫婦名義だとどうなる?解消する方法を解説

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離婚時に住宅ローンが夫婦名義だとどうなる?解消する方法を解説

離婚時に住宅ローンが夫婦名義だとどうなる?解消する方法を解説

2022/10/08

離婚により、夫婦が別々で生活される方もいらっしゃると思います。
しかし、住宅ローンが夫婦の共有名義になっている、ということもありますよね。
住宅ローンが残っているし不安という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、離婚時に住宅ローンが夫婦名義である場合の問題と共有名義の解消方法についてご紹介します。

□離婚時に住宅ローンが夫婦名義である場合の問題

売却するにしても、どちらかが住み続けるにしても、共有名義になっていると、さまざまな問題が生じてしまいます。
ここからは、生じる問題について見ていきましょう。

まず、スムーズに家を賃貸・売却できないことです。
原則、本人が居住する目的の住宅ローンが残っている場合は、賃貸に出すことはできません。

売却する場合も、共有名義であると、相手の承諾が必要になります。
相手が承諾してくれなかったり、話し合いができなかったりした場合は売却ができなくなるかもしれません。

次に、問題に繋がりやすいことです。
離婚してから数年後に手続きをしようと思っても、もう連絡を取れないということもあります。
相手の承諾が必要になりますので、手続きができないという問題に繋がるかもしれません。
また、夫婦名義のままどちらかが亡くなられた場合、遺族が共有持分を相続されます。
この場合、誰が相続したかが分かりにくくなったり、ややこしくなる可能性があります。

最後に、離婚した後の相手の返済状況が分からないことです。
住宅ローンが残っている場合、お互いが住宅ローンを支払い続けなければなりませんが、離婚後は相手がしっかりと払っているかを確認することは厳しいです。
万が一支払われていない場合は、返済を求められたり物件が差し押さえられたりする恐れもあるでしょう。

離婚時に住宅ローンが夫婦名義である場合、以上のような問題が生じるでしょう。

□共有名義を解消するメリットについて

ここまでは、離婚時に住宅ローンが夫婦名義である場合に生じる問題をご紹介しました。
後々に大きなトラブルに繋がる恐れもありますので、住宅ローンの共有名義は解消しておくことが賢明と言えるでしょう。
では、共有名義を解消する具体的なメリットを見ていきましょう。

1つ目は、固定資産税や住宅ローンを支払う必要がなくなることです。
家を所有し続けるのであれば、どうしてもランニングコストがかかってしまいます。
しかし共有名義を解消することで、これらの費用の負担を軽減できるでしょう。

2つ目は、家を売却した場合、新生活の資金の足しになることです。
家が高く売れた場合、その利益によって新生活の資金の足しにもなり、心も楽になりますね。

3つ目は、離婚後に相手が滞納していないか、と心配する必要がないことです。
前章でもお話ししましたが、相手が滞納している場合はご自身に大きな負担がかかるため、相手が滞納していないかが悩みの種になることもありますよね。
共有名義を解消することで、それらの悩みも抱えずに済むでしょう。

4つ目は、相続が発生した時に揉めないことです。
こちらも前章でお話ししましたが、どちらかが亡くなられた場合、遺族が相続しますよね。
その場合、関係が複雑になることがあります。
共有名義を解消することで、相続が発生しても揉めないでしょう。

□住宅ローンの共有名義を解消するには

では、どのように共有名義を解消すれば良いのでしょうか。
ここからは、住宅ローンの共有名義の解消方法をご紹介します。

具体的な方法は、以下です。
・共有名義の住宅ローンを単有名義に借り換える
・住宅ローンを一括返済する
・家を売却する
一つずつ見ていきましょう。

1つ目は、共有名義の住宅ローンを単有名義に借り換える方法です。
現在借りている共有名義の住宅ローンから、新たに単有名義の住宅ローンに借り換えることを指します。
ただし、収入や返済能力次第では利用できない場合もありますので、一度金融機関に相談してみることをおすすめします。

2つ目は、住宅ローンを一括返済する方法です。
この場合、まとまった資金が必要となりますので、資金が用意できない場合は難しいでしょう。
一括返済する場合は手数料もかかります。

3つ目は、家を売却する方法です。
家を売って売却益が生じた場合、そちらを財産分与に充てられます。
しかし、住宅ローンが残ってしまっている場合は、任意売却するという方法もあります。
売却する場合は、どれくらいで売れるかどうかを調べてみると良いですね。

なお、当社は、ローンが残っていても問題ありません。
「一戸建て・中古マンションを高く売りたい」「相場・平均価格が知りたい」「査定してほしい」といったご相談・ご依頼には、誠意をもってご対応させていただきます。

□まとめ

今回は、離婚時に住宅ローンが夫婦名義である場合の問題と共有名義の解消方法についてご紹介しました。
離婚後も住宅ローンが共有名義のままですとさまざまな問題が生じる恐れがありますので、ご紹介した方法で解消することをおすすめします。
この記事で何か気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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