中古住宅の普及について。~アメリカで住所を検索すると個人情報がだだ漏れ!?~
2022/11/16
いつもご覧頂きありがとうございます。大浦です。
本日は、中古住宅の流通と今後についてお話させて頂きます。
日本の全住宅流通量に占める既存住宅(中古住宅)のシェアは約14.7%であり、
近年ではシェアは大きくなりつ つあるものの、欧米諸国と比べると1/6程度であり、依然として低い水準です。(2020年現在。)
実は、この事態を政府は重く受け止めています。
実際に中古住宅の流通を円滑化する為、2018年の4月からインスペクションの説明義務化。
インスペクションとは、住宅におけるインスペクションは、建物に精通した者
(建築士などが第三者的な立場で、劣化の状況や欠陥の有無などを調べ、修繕や改修、
メンテナンスをするべき箇所やそのタイミング、費用の概略などをアドバイスするものです。
アメリカの住宅市場では、日本にない変わった常識があります。
自分の本名をウェブ検索し、自身の情報を確認された経験一度は、あるかと思います。
そのことをエゴサーチと呼びます。有名人等ではなくても、思いがけないところで個人情報が公開されていることもあります。
それと同じように、自分の家をネット検索するとどうなるんでしょうか。アメリカではそれを行うと非常に驚くかもしれません。
ごく普通の家であっても、不動産会社のウェブサイトがヒットしてその家の詳細が出てきます。
家を売りに出してる出していないは、関係ありません。
間取りや築年数土地の広さ等の基本的な情報はもちろん、販売推移価格、売買履歴、納税額まで分かってしまうのです。
これによって現在の資産価値、税金をどれだけ収めているか、一日で分かってしまうのです。
アメリカの不動産市場は、中古住宅がメインです。よっていつでも価値が分かるよう公開されているのかと思います。
日本も中古住宅市場を活性化する為、そのような制度、ウェブページが出てくる可能性もあるのではないでしょうか?
そうなるとなんか怖いですよね。。。
いずれにしよ、今中古市場には、大きな変革のタイミングが近づいているのかもしれません。。。
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